旦那の浮気を調査してもらうため、探偵に依頼したことがあります。浮気というよりも、不倫相手がいることは確信していました。探偵に証拠をつかんでもらい、慰謝料をきちんともらって離婚をする予定でした。
担当した探偵は意外なことに若い女性でした。その女性の説明によると、旦那の会社の女子社員でバツイチの子持ちでした。旦那は会社の給料のほかに、両親から譲り受けたアパートの家賃収入もあります。おそらく、その女子社員に経済的援助もしているような気がしました。その浮気相手と旦那が会うときに、子供はその女の両親に預けられているようでした。
結婚して10年以上たっていましたが、私たち夫婦に子供はいませんでした。夫婦仲は悪くなかったのですが、浮気は今回が初めてではなく、旦那を懲らしめてやりたい気持ちでいっぱいでした。家事などは一切できない人なので、私がいなくなって少し困ればいいと思っていました。また、不倫のために両親に子供を預ける女にも腹が立っていました。今となっては、恐ろしいのですが、二人が出来るだけ不幸になるよう祈るような気持でいました。出来る限り、多額の慰謝料を請求し、別れるつもりでした。
探偵から預かった浮気の証拠を旦那に見せ、別れたいと告げました。旦那はすぐに浮気を認め、ひたすら謝り、浮気相手とすぐに別れるから離婚はしないでほしいと言いました。謝られたことで、少し旦那に情が戻り、しばらくの間、別居するということで一旦落ち着きました。
結局のところ、すぐに別居を解消し、元鞘に収まっています。結局、慰謝料をもらって別れるより、夫婦で生活した方が私も良いと思いなおしました。今となっては、離婚裁判をすぐに起こさなくて良かったと思っています。
DATE: 2016/11/29